座る、思考する、熱中する動作をサポートするアーロンチェア
人間工学は複雑で絶えず進化している科学です。アーロンチェアにはこの最新の人間工学に基づいた設計思想によって、ワークチェアに全く新しい基準を打ち立てました。まさにフィットネスシューズの開発のように、人体の様々な動き、骨格、体型とフィット感を備えた、究極のサポートツールとして創造されたのです。1994年10月ヨーロッパ、オルガテックで発表されて以来、その次世代を先取りしたメカニズムは欧米でセンセーショナルに受け入れられ、ニューヨーク近代美術館のコレクションに選定されるなど、高い評価を得ています。
■ペクリル・サスペンション
ペクリルは合成材料(ハイトレル)を一定のパターンに織った画期的な新素材。その弾力のある中立的な特性で、体重を背とシートに分散させ、ボトムアウトを防ぎます。メッシュに編まれ通気性を備え、体温を篭もらせず接触部分を冷んやりと快適に保ちます。
1.シート高調節/適切なシート高の調節は脚の裏側の血行不良を減少させます。
2.チルトテンション/クッションの堅さを、座ったまま簡単に調節できます。
3.前傾チルトレバー/集中執務用の前傾姿勢をワンタッチで設定、しかも後ろ方向のクッションは活きています。
4.チルトリミッター/快適な姿勢は浅いリクライニングで、背もたれが上半身を支え、脊髄の負担を軽減します。前方向のクッションは活きたまま、3°単位でロックします。
5.ランバーサポート/パッドは上下方向に調節でき、最適なサポートポジション、ベルトラインに設定できます。
6.アームパッド/反復運動による尺骨のダメージを緩和します。パッドの幅は、後方が少し細くなって、前腕への圧迫と肘の動きを考慮。パッドの5°の傾斜で執務姿勢を支えます。
7.アジャスタブルアーム/アームは手首と前腕が自然に伸ばせ、肩、首、背に疲労を溜めない位置が最適です。このアームは上下方向に移動できます。パッドはマウス用に外へ15°、キーボード用に内側へ17.5°フレームを支点に回転します。
■キネマット・キルト機構
世界初の足首、膝、腰を回転軸としたニュートラルな動きを模倣するキネマット・チルト機構を開発。このメカニズムによって背もたれとシートが、リクライニングから前傾姿勢までを継続的にサポートします。